死んでは真相が……

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「セクハラしていない」と、いわば抗議の自殺……ですか。

コトが「セクハラ」だけに、懲戒処分を受け入れたとしても、その後の世間の目は相当冷たいものになったでしょう。東北大の助教授ともあろう人が、そんな仕打ちを受け入れられるわけもないでしょうから、こんな選択になったのかもしれませんね。

ただ、死んじゃったら、いくら「セクハラしてない」と言っても、真相は闇の中になっちゃうわけです。本当にしていないんだったら、かつ死ぬ覚悟までできていたんだったら、法廷闘争して真相を明らかにすべきだったかもしれないですよね。

真相は当人たちにしか分からないので、どっちが正しくてどっちが間違っているのか分かりませんが、仮に助教授が主張して自殺した通り、「冤罪」だったら大事です。

この手の話だと、痴漢の冤罪も増えつつあるようです。
もちろん、本当に痴漢をしたなら罰せられてしかるべきです。立派な犯罪ですから。セクハラも同様。社会的に地位があろうがなんだろうが、やったことに対しての責任は取るべきでしょう。ただ、それがもし冤罪だとしたら、罪を被せられた人はたまったもんじゃありません。コトがコトだけに、社会からは本当に白い目で見られるでしょうし、それで人生が狂ってしまうことだってあるでしょう。

そのあたりの見極めって大変な作業だとは思うんですが、見込みや思い入れで調べられたら、それこそ真実が見えにくくなるかもしれません。今後、確実に増えていくであろう案件だけに、警察や司法関係者は慎重にあたってほしいものです。

たかが「痴漢」「セクハラ」じゃないですからね。
被害者にしても容疑者(犯人)にしても。
by peugeot206ccs16 | 2005-03-21 22:43 | 感じたこと。 | Trackback(2) | Comments(1)
Tracked from 東京無重力アワー'05 at 2005-03-22 02:21
タイトル : セクハラの真相より、生か死か、それが問題だ。ジャンケンポ..
「セクハラしていない」 東北大助教授が自殺(共同通信)  西武鉄道の中で痴漢騒ぎに遭遇したコトがある。若いオネーチャンとスダレハゲのオジサマが、触った、触ってない、触ったじゃん、触ってないったら触ってない、触ったってばこのヘンタイ、誰がおまえのケツなんか触わるかこの×××……みたいな激しい応酬が延々と続く。オジサマの禿頭はアルコールで酢ダコ状態。瞬間はみてないが、内心(クロだな?)と思った。  その後のてん末、事実のほどはわからない。酔っていたから痴漢するとはいえず、法律上クロだとされても...... more
Tracked from 息抜きなさし出口 at 2005-03-22 14:51
タイトル : セクハラされたのはだれ???
セクハラをしたと指摘されたことに対して死を持って抗議したようです。 東北大大学院国際文化研究所(仙台市青葉区)の40代の男性助教授が「セクハラはやっていません」と書いた遺書と共に駐車中の車の中から遺体で発見されたそうです。 セクハラしたのか、されたのか、その真実が簡単に明かされないのが人間界の摩訶不思議。「された」と言った人間が「された」と主張すれば一応そういうことになるし、「実はウソでした」と言えば汚名は晴らされるが、それが真実かどうかはわかりません。人の口は何とでも言えますから。 あ...... more
Commented by mnb-f.0510_sf at 2005-03-22 02:48
コメントありがとうございました。リンクさせてもらいます。これからもよろしく。セクハラでもいい、たくましく育ってほしかった助教授。