根の深い

食品偽装問題 そもそも「霧島ポーク」という豚は存在しない

問題ですね、偽装問題は。

供されたものを食べる側にしてみれば、「肩書き」付きの食べ物って「ああ、これはそういうもんだな」と思って食べるわけで、自分の舌を信じて食べられる人がどれだけいるかって話なんですよね。共する側と供される側の信頼関係の上に成り立っているわけで。

で、実は違うもの使ってました、ごめんね。となると、供されたものに対する対価と信用を裏切ることになるので、「消費者バカにすんじゃねぇよ」ってことになるんですよね。食べる側はそう言われたらそれを信じる以外に手立てはないので、儲けに走った偽装する側のモラルがいかに低かったか、って話ですよね。

儲けに走ること自体は問題のあることではないですけど、誰かの犠牲の上に立つ儲けは倫理的によろしくない。今言っておけば大怪我にならない、とばかりに次から次へと偽装話が出て来ていますが、少しも免罪符になっていません。消費者も生産者もバカにしているこの偽装話、ぜひ正してほしいものです。
by peugeot206ccs16 | 2013-11-16 16:57 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)