日本だと戦中の
不都合なことは「なかった」ことにしたがる風潮があるようですが、何ででしょうね?
ドイツは国土を完全に蹂躙された上に、東西に分裂して占領統治された経緯もあってかナチスに関する賛同は法律で厳しく規制されるくらいタブーになっていると同時に、ナチスの起こした犯罪行為を繰り返さないように意識が植え付けられている印象があるんですが、日本はそういうのがないんですよね。
どちらかと言うと、今もって「天皇陛下万歳」とかやっちゃう人が一定数いるのが不思議で。やはり、日本は国土を蹂躙されることなく、占領もアメリカ1国だけで行われたこともあって、ドイツのナチスに対する姿勢とはだいぶ異なってると思うんですよね。
なので、この731部隊の話も実在は確実視されているのに「ねつ造だ」と言う輩がいたりするんですよね。まぁ、ねつ造だと言うのは自由ですが、何しろあったことは事実で、なにがしかの人体実験を行っていたこともほぼ確実なのが定説になっているので、それに対する反論は「今さら何を」って感じがするんですけどね。
ワタクシは別に左翼じゃないし、右翼の肩を持つつもりもありませんので、ごく一般的な日本人だと思っていますが、あったことはあった、反省しようって態度は必要じゃないかな、と思うんですけどね。
南京大虐殺みたいに「南京で何かはあったみたいだけど、どうも大虐殺ではなさそうだ」っていうようなものもあるので、不都合なことでも「ホントか?」ってのは研究を進めればいいだけの話です。おそらく、あることないこと罪状になった東京裁判に根ざしているのが原因かも知れませんが、ならば東京裁判で争点になったことを再検証すればいいこと。それもせずにまた聞きで「それはねつ造」って態度はどうかな、って気がします。
by peugeot206ccs16
| 2017-08-19 02:49
| 感じたこと。
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