そんなに多くないと


思いきや、意外に台数残ってるんですね。

とは言え、どれも動態保存しているわけじゃないので、やっぱり老朽化のスピードが早いんでしょうね。せめて定期的に動かしていれば、それほど多額の修繕費がかかるとは思えないんですが。

しかし、この由布市の「あげます」に限らず、歴史的遺物を「あげます」ってのは実は結構よくある話のようで、その理由は由布市と同じく「維持する金がかかりすぎる」っていうもの。首都圏ならいざ知らず、地方では自治体に金がないことが多いんで、数十万なら予算も取れそうなもんですが、数千万となると動かない機関車1両に払える金額ではないでしょうね。無償譲渡するのも当然と言えば当然の話なんですが。

もっとも、あげると言われて「よし、もらった」っていう自治体なり人なりが現れるかといえばそんなことはないわけで、余程金を持ってる篤志家とかこういう遺物の保護を目的にしたNPO法人とかじゃない限りはなかなか手を挙げにくいでしょうね。

ワタクシはSLを走っている姿を見たことがない世代ですが、3世代くらい上だと子どもの頃に見たことがあるとかって世代になるのかも知れません。そういう人たちにとってはなんとはなしの思い入れもあるんでしょうが、思い入れがないワタクシでもSLがまったくなくなってしまうっていうのは少々寂しい気がしますね。鉄道博物館とか京都の梅小路とか行かないとみられなくなるっていうのはなんとなく惜しい気がします。

by peugeot206ccs16 | 2017-09-18 02:08 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)