今の仕組みでは


こういう事故って防げないんですよね。

高齢者の自動車免許はとりあえず基準さえパスすれば、更新ができてしまうので認知症とかそういう加齢による病でもない限りは大抵更新もなんとかなってしまうと。だから、こういう85歳のおじいちゃんでも人身事故を起こして逮捕されてしまうわけです。

この記事というかニュースによれば、これ以前に物損事故を二度起こしているということで、この時点で本来なら警察が何か手を打てれば女子高生2人が事故に巻き込まれることはなかったんですよね。ただ、警察が動こうにも物損事故として免許の減点はあったかも知れませんが、免許停止まではできなかったし、高齢者ということを勘案して何かやるということもできなかったわけです。法整備ができていないので。

今日び、70歳を超えてもピンピンしている老人が増えているので、当人たちも「まだまだ運転とか余裕でしょ」と思っているところはあると思うんですよね。実際には加齢で確実に反応速度は落ちているし、注意力も格段に落ちているはず。運転ミスも発生しておかしくないでしょう。

なので、一定の年齢を超えて免許の更新をする場合は、特例措置として検査項目をきちんと設けるべきだと思いますね。また、高齢者が人身・物損に関わらず事故を起こした場合に対処できる法整備をするべきじゃないですかね。じゃないと、いつまで経っても高齢者の加齢に起因する事故が減らないですよ。高速逆走とかも運転している側は何も感じていないんでしょうが、逆走してくる車に対抗するこちらはたまったもんじゃないです。

あとは、運転ミスを防ぐために高齢者にはマニュアル車を強制的に乗せるってのも手だと思いますね。ATだから操作ミスとかペダルの踏み間違えとか起こるわけです。マニュアルならクラッチを踏んでつないでからアクセルを踏まないと前に進まないですからね。間違ってアクセルを踏まないままクラッチをつなげば勝手にエンストしますし、高齢者には安全だと思うわけです。高齢者にはこのくらいハードルを上げて免許を持たせないといかんと思います。

じゃないとこういう事故がいつまで経ってもなくならないんじゃないですかね。

by peugeot206ccs16 | 2018-01-12 01:42 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)