現金に代わる手段は


いろいろあるのは確かですけど、結局現金が一番強いんですよ、結局。

確かに電子マネーはだいぶ普及してきましたし、コンビニでも電子マネーを使って決済する姿はよく見かけるようになりました。とは言え、じゃあ現金が駆逐されつつあるかと言えば別にそうじゃないんですよね。決済の場で単純に現金を使っていないだけで、チャージは最終的に現金使っているわけです。

インターネットバンキングなんかも普及してきていますが、こちらはトラブルが絶えないですよね。どこの銀行もページを開けばマルウェアに注意しろっていう警告が並ぶわけで、全然安全性が担保されていない。ワタクシも口座の動きを追うだけで、振込とかでインターネットバンキングを使うことはまずありません。銀行なりATMなりで現金を使って振り込みますね。

現金が強いのは、現金に間違いがないことですよね。日本全国どこへ行っても、現金を使うことを断る相手はいないわけですよ。偽札騒ぎもたまに起こりますが、偽札と分かるから起こるわけで、区別が付かないような精巧な偽札を作るとコストが合わないし、高等な技術も必要になると。そのくらい現金って安全性が担保されているわけです。

電子マネーとか便利ですけど、ハードウェアに何かが起こった場合には無力です。現金は財布さえ持っていればなんとかなる。逆に言うと、現金でできないことはまずないんですが、電子マネーやらほかの手段で決済しようとすると、できない場合も間々あり得るってことです。

だから、日本人が現金大好きってわけではなくて、一番手堅いから使っていると。現金が数字のデータになった途端に手堅さがなくなってしまうわけです。個人的にはそれでいいと思うんですよね。もちろん電子マネーって便利なので、電車乗るときとか使いますが、これは切符を買う代わりですからね。クレカも使いますよ。その場で現金の持ち合わせがなくて、クレカが使えるなら後払いできますからね。でも、これも決済を後回しにするための一手段に過ぎなくて、結局後できちんと現金を払うわけです。

現金に信用のおける社会ってすごく健全だと思うんですけどね。データこそ命みたいな社会ってどこか不安が残るというか、間違えが起きそうで怖いじゃないですか。現金は使う人を絶対に裏切らないですからね。

by peugeot206ccs16 | 2018-01-13 02:09 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)