2017年 04月 16日 ( 1 )

なっていますが、疾風に関して悲劇的な何かはなかったような気がするんですけどね。悲運と言えば悲運かも知れません。あと3年早く開発・実用化されていれば、もう少しだけ本土防空の様相が変わった可能性はあります。あくまで可能性ですけど。

まぁ、何せ陸軍の戦闘機は航続距離が短めなのが多くて、一式戦「隼」は航続距離と運動性能を稼いだ代わりに軽武装・軽装甲で戦争中期以降は早くも非力な戦闘機になっていたし、二式戦「鍾馗」は高性能ながら、高高度性能で劣り三式戦「飛燕」は液冷のエンジントラブルが多かったせいで実力を発揮しきれなかったところに出てきた傑作機が「疾風」なので、別に悲劇ではないと思うんですがね。

ただ、登場がもう敗色濃厚な戦局だったせいで、活躍した期間が短かったっていうところに運がなかったという機体ですね。

海軍の局地戦「紫電改」とか実用化の手前まで来ていた「震電」なんかと似た境遇の戦闘機じゃないですか。

いずれにせよ1機だけでも完全体で残っているのであれば、学術的に機体をバラして研究をしてほしいし、経年劣化にも対処して残るようにしてほしいものです。零戦と違って機体が山ほどあるわけではないでしょうから。