孫さんの

「日本の携帯料金は決して高くない」「iPhoneは世界一安い」――ソフトバンク孫社長

言いたいことはよーくわかるんですが、残念ながら全然説得力がないですね。

仮に孫さんが言うとおりiPhoneが世界一安かったとしても、別にアメリカでiPhoneを買うわけじゃなし、あくまで買うのは日本なわけで、日本国内で「高い」と認識されていれば、それは世界と比較して安かったとしても意味を成さないわけですよ。逆もまた真なりで、世界と比較して高いと言われても、日本国内で安いと認識されれば、それは安いんです。

なので、通話品質がどうこうとか通信の品質がどうこうとか言っても何の意味もないわけです。それに対しての対価を払ってると認識してる人は極めて少数でしょうから。

だから、キャリアが損しない程度に安いプランを設定すればいいだけの話なんですけどね。単純に金額を見て「安い」と感じれば、それは体感として安いので。割引がどうこうとかって小手先の話をするからややこしいし、安いって実感を与えないわけですよ。

その辺りの認識はおそらくあるんでしょうが、儲けるためには現状を維持してとりあえずユーザーには耳当たりの良さそうなことを言っておく必要があるんでしょうね。
by peugeot206ccs16 | 2015-11-05 23:27 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)