羽生結弦の五輪連覇と羽生善治が中学生に負けたっていうW羽生DAYになりましたね。五輪連覇は偉業そのもので、66年ぶりっていうんだから、余程男子フィギュアスケートでメダルまで届く有力選手がなかなか出て来なかったっていうことですよね。こちらは「羽生」の良かった話。
で、本題のこっちは「羽生が負けた」っていう別な意味で偉業を達成した日ですね。過去の棋界で誰も達し得なかった永世7冠の称号を持つ、ある意味現役最強とも言える羽生善治が負けちゃったわけです。よりにもよって、30歳以上年下の中学生に。しかもその中学生はこの間五段に昇格したばかりで、今日のトーナメント戦に優勝したことであっさり六段に昇格しちゃったという。
当たり前ですが、勝った中学生は無冠です。まだまだタイトル戦には縁がないでしょう。もうちょっと先だと思うんですが、それが竜王位を持っている永世7冠に勝っちゃった上に、決勝戦では現在王将のタイトルホルダーを破って勝ち上がってきた相手にこれまた連勝しちゃったわけで、実質的には2人のタイトルホルダーを切って捨てたわけです。
負けた羽生善治だって、相当に強いはずで強くなければ永世7冠も現状保持している2冠も取れないわけです。研究も重ねてるでしょうし、相当に深い読みをしているはず。でも中学生に負けちゃったわけで、将棋の世界も奧が深いですね。
一方の勝っちゃった藤井六段は普段何をしてるんだろうと不思議にも思うわけです。竜王に勝てるってことは竜王を上回る棋力があってこそ。でも、キャリアで負けてる中学生がどうやったら竜王に勝てるんだろうと。竜王を上回る研究をしてるんですかね。まぁ、ちょうど成長期なので、新しい知識も吸収されやすいってアドバンテージはあると思うんですが、それにしたって勝った相手は別に爺さんではなくて、まだまだ現役最強と言える棋士です。
藤井六段が将棋に関して普段何をしているのか、学校と両立させてるんだからプロ棋士よりもハンデがあるはずなんですが、それでも勝ててしまうのは単に才能があるってだけじゃないと思うんですが。
by peugeot206ccs16
| 2018-02-18 02:44
| 感じたこと。
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