これについては


実は思ったより知ってる人多いんじゃないですかね。記事にもありますが、まぁ亡くなる方の多くは病院で亡くなるので、病院以外で身内に万が一があったときにさて、どうしたものか、という前提で書かれてるんですが、なんだか知らんですがワタクシでも知ってるんですよね、このくらいの話であれば。

自宅で身内を看取ったことはありませんが、知識として何となく知ってるんですよね。たぶん、こういう経験をした人から直接耳にしたとかで記憶に残ってるんでしょうけど。

いわゆる病死とか老衰とかで布団の上でご臨終となった場合は、書かれている通りあまりややこしい話にならないんですよね。死亡診断書を書いてもらえば普通に葬式もできるし届け出もできるし、納骨もできちゃったりするわけです。

そうではなく、突然ぶっ倒れて意識を失ってそのまま、とかって場合、これまた書かれてる通り普通は119番で救急車を呼ぶわけですが、救急車が到着する前にお亡くなりになった場合は「変死」扱いになるんですよ。で、警察のお世話になる必要が出てくると。身内がいても独居老人なんかが倒れてお亡くなりになった場合を想像すると、まぁ変死扱いもされるよな、と納得できるんじゃないでしょうかね。

で、死因が定かでない場合は解剖が行われる、って話なんですが、海堂尊の著書とか読んでると解剖なんてほとんどされることはないくらいのことが書いてあるので、実際に解剖されるケースはほとんどないんじゃないですかね。外傷もなく服毒死とかそういった形跡もない場合はいわゆる「心不全」で処理されちゃうんじゃないですか。明らかに外傷があればきっと司法解剖されると思うんですけど。

で、この記事のキモなのにコメントにあるように明らかな記述間違いをしてるのが最後。絶対にやってはいけないことは「遺体を動かすこと」ですね。「遺体を動かさないこと」をやってはいけないんだったら、担いで別の部屋に置くとか着替えさせてやるとかやりたい放題になるわけですよ。ここがキモなのに、どうしてこれが見過ごされるかなぁ、と。ライターの記述間違いだと思いますが、担当編集も疑問に思わなかったのはちょっとアレですね。

by peugeot206ccs16 | 2018-04-03 02:14 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)