いや、ならんでしょ


だって、ビデオテープをありがたがる世代って我々より上の世代ですよ。その世代ですら、録画が簡単で画質がいいブルーレイレコーダーに流れてるんだから、今さらビデオテープに戻ろうなんて人はいないと思いますよ。画質は悪いし、頭出しが面倒だし、おまけに保管にも気を遣わなきゃいけないとかってビデオテープって何一ついいことないですから。

まぁ、ワタクシも確かにVHSのテープ残ってます。30本くらいですかね。デッキもあります。もう10年単位で動かしてないんで、動くかどうかは微妙なところですが、再生環境はあったりします。が、じゃあ再生しようかってなるかって言えばならんです。そもそも何が録画されてるかきちんと管理してなかったこともあって、中身がわからないし、ビデオで観たいものって大抵DVDかBDになってるんで、それを買った方が安いし便利だし画質もいいし言うことないです。

なので、ビデオテープの復権なんてまずあり得ないでしょう。個人的にものすごく大事なコンテンツが残ってるっていうなら需要もあるでしょうが、ごくごく限定的でしょうね。

レコードも最近何やら動きもあるし、アーティストも敢えてのアナログ盤リリースとかやってますけどね。これも戻りたいかと言われればノーです。レコードってマスターソースなんですよね。そこから何か別のメディアに移して聴くのが基本。昔はカセットテープがありましたけど、今はそれに代わるものはないし、再生機器がファイル再生機ですからね。ソニーから1台だけレコードをDSD音源に変えるプレーヤーが出てますけど、そこまでやらない限りはレコードもまぁ使わないですよね。

レコードも残ってます。これも2、30枚くらいあるんじゃないですかね。ただ、多くはCDで買い直してるんで実質的には不要品です。クラシックなら売る手もあるんでしょうが、クラシックを聴いてなかったので、今仮に売っても二束三文で持って行く手間だけ無駄って感じでしょう。さりとて聴くかと言われれば再生機器がないので聴かないんですけどね。

なので、レコードもごく一部の人にしか浸透しないと思いますよ。レコードがおしゃれっておかしいですから。どこがおしゃれなんだか。唯一、デジタルのように信号がカットされてないので、きちんとした再生機があればハイレゾ音源も真っ青な再生ができるってことは確かなんですけど。

by peugeot206ccs16 | 2018-04-12 03:19 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)