思うんですけど


恵方巻きって一体どんくらいの人に需要があるもんなんですかね。そもそも関西圏から入ってきた縁起物ですけど、いやそうなっていますけど、関西圏の人も含めて節分に恵方巻きを食べてる人ってどんくらいいるんでしょう。

自宅で作って、それを縁起物として食べてるって人は別です。少なくとも自宅で作ってる分に関してはほとんど廃棄なんて出ないでしょうから。出るとしたら真性のゴミです。スーパーとかコンビニとかで買って済ませるって人がどのくらいいるのか。そもそも縁起物として食べてる人がどれだけいるのか。

調べてみると、恵方巻きが全国に広まり始めたのが1998年のことらしいです。爆発的に広がったのが2000年代ってことなので、高々20年程度の歴史しかないんですよね。で、よくよく見てみると、そもそも発祥の地とされる大阪でも、実は根付いている文化ではなかったようです。広島のセブンイレブンの店長さんか誰かが、大阪で節分にそんなことをやっていると聞いて恵方巻きと名付けて仕掛けたのが最初らしいです。

つまりは、発祥からしてすでに眉唾ものだったりするわけですが、本来節分でやるべき豆まきとかそっちのけで恵方巻きばかりがフォーカスされるようになって今に至ってるって感じですか。でもって、毎年もの凄い量の廃棄を出してるってどうなんでしょう。

恵方巻き自体は別にあったっていいと思うんですよ。ホントかどうかは知らないですが、まぁ縁起物だし食ってハッピーになれるならそれはそれで、ってことで。でも、これを「商戦」として需要よりはるかに多い量を供給して、結果廃棄処分っておかしいだろうと。だから、恵方巻き自体を商品として並べるべきではないと思うんですよね。事前に注文だけ取って、注文された量だけ作って節分に引き渡し。これでいいんじゃないですかね。廃棄が出るってことは、少なくとも店側にも儲けになってないってことですから、誰も幸せにならないんですよね。だったら、客注を取って必要な量だけ供給するのがいいんじゃないかと。それで恵方巻きの騒ぎがなくなっても、それはそれでいいと思うんですよ。何せ出自からして怪しさ満点なので。

食糧の自給率が著しく低い日本で、食べ物を大量に廃棄するって行為はおかしいと思うわけです。

by peugeot206ccs16 | 2019-02-04 02:23 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)