時代もあるんでしょうが


まぁ、そもそも建てたのがおよそ半世紀前ってことになると、やっぱり耐震性とか建物の老朽化は避けられないですよね。メンテはしていたんでしょうが、メンテで追いつかなくなったってところもあるんでしょう。

利用者が30年前に比べておよそ1/5に減ってるっていうのも拍車をかけたんでしょう。タイミング的には今やっておかないと、記事にもありますが、万博の開催に間に合わない感じですからね。

とは言え、40万人も利用者がいるってことがやっぱり闇深いですよね。高齢化も進んでいるんでしょうが、そういう日雇い労働者のみなさんに支えられていろんな工事やら何やらが進んでいるって事実もあるわけですから。建て替えるのはいいとして、建て替えるまでの受け皿も、建て替え自体の目的も受け皿になるようにしないといかんのじゃないですかね。

高度経済成長期から低成長に変わって、バブルを経て今に至るって流れの中で、ハタから思っているより重要な役割を担ってきた建物なんじゃないかと思います。未来に向けて時代がそれを必ずしも必要としなくなったとしても、ゼロにならない限りはやっぱりなにがしかの受け皿になる施設は必要でしょうし、それは釜ヶ崎のコレに限らず日本のあちこちにあるドヤ街に言えることなんじゃないですかね。

by peugeot206ccs16 | 2019-03-31 02:51 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)