ホリエモンの


一番イカンところは自分の敵だと認識した相手には一切敬意を払わず、上から目線で言いたいことを言うだけ言って、議論は一切しないことですね。

まぁ、おそらく「オレはそんなにヒマじゃねぇ」って一言で済ますんでしょうが、言いたいことを言うだけ言って反論は認めない、というか相手にしないっていうのは少なくとも多少なりとも影響力のある人間のやることではないですよね。

ホリエモンの言うことはそれぞれ切り取って見てみると、それなりに説得力のあることだったりはするんですよね。でも、この記事にもあるとおり、発言の全てが正ではないし、スタンスを間違ってると思われることも感じたりはします。違和感があるんですよね。世の中に物申す人って自分の発言に責任を持って言っているはずなんですが、どうもホリエモンは言いっぱなしの感が拭えない。

たぶん、ホリエモンの本質は実業家でも企業人でもなくって、パフォーマーなんだと思うんですよね。ライブドア時代から変わってないし、Twitterでの発言も出版もロケット開発も全部パフォーマンス。そう考えると割と腑に落ちるところはあるんですよね。ホリエモンは「日本を良くしよう」って考えに立脚していなくて、この時代に個としてどうやって生きるかって方向だけを向いているんですよね。だから、個人である一般人には発言を受け入れる層があり、本も売れると。ただ、全体像を描くことができないんで、それ以上のことはできない、ってことなんでしょうね。

個人的にはいてもいなくてもいい存在だし、とりあえず害はないので問題はないんですが、自身のことは考えるべき人だとは思いますね。

by peugeot206ccs16 | 2019-06-24 02:54 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)