数字だけ見ると


大したことないように見えるんですが、この人口の減りっぷりは1年間で横須賀市民が丸ごといなくなるのと同じ数字なんですよね。首都圏の中核市が丸ごと人がいなくなるくらい人口が減っているって恐ろしいことだと思いますね。

とか抜かしているワタクシは日本の少子高齢化に大いに貢献している人種なので、大きなことは言えないんですけどね。むしろ、本当にスマンって感じではあるんですが。

まぁ、死亡数が最多なのはわかる気がするんですよ。団塊世代が徐々にいなくなりつつあるのと、それ以上の年寄りが減ってきているってことなので。これは自然の摂理なので致し方ないことなわけですが、出生数が100万人を切っているっていうところに問題があるんですよね。3年連続で100万人を切っていれば、そりゃ増える方は鈍化して、減る方はスピードアップしていくんで、必然的に人口は減りますよね。しかも12年もこんな状態が続いていれば、人口減に歯止めがかからないのも当然ですよね。

もっと怖いのが人口減より、人口の集中ですか。首都圏・名古屋圏・関西圏に人口の半分近くが集中してるってマズいですよね。いや、普段何もない状態であるなら、それはそれで仕方ないことなんでしょうが、南海トラフ地震みたいな国難級の災害が起きた場合に、都市圏に集中しているとそこでごっそり人がいなくなる可能性があるわけで、日本人の人口減がさらに加速するわけです。

東日本大震災だって東北で起きたとは言え、2万人からの人がごっそりいなくなっちゃったわけです。1億人の中の2万人と考えると数字は小さそうですが、三浦市の半分の人がごっそり消えたと言うといかに人が亡くなったかがわかると思います。それが日本列島のほぼ全域で被害が出ると予想されている南海トラフ地震なんか起きようものなら、都市圏壊滅でどれだけの人が犠牲になるか。

考えるだけで恐ろしいですね。

by peugeot206ccs16 | 2019-07-11 02:55 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)