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欧米のナチスへの


怨念というか執念というかはすさまじいものがありますね。

もうかれこれ80年も前の話になるのに、未だに戦犯裁判が行われていて、しかも有罪判決が下るっていうのにはただただ驚きしかないです。しかも、女性な上にもう97歳という高齢者にもかかわらず訴追が行われているっていうのも驚きだし、この人だって強制収容所で速記係をしていただけで、別に直接虐殺に関わったわけでもなく、いわばただの事務員さんだったわけです。

まぁ言い分としては「だって強制収容所にいたじゃん」って話で、当時そんなことをやれば自分の命が危うかったのは確実ですが、「強制収容所にいたのに何で蛮行を止めなかったの?」ってことなんだと思うんですよね。訴追された側にしてみれば、強制収容所にいたってだけでもうその人の人生にとっては黒歴史なんだと思うんですが、個人がそう思っていようが何だろうがきちんと落とし前つけてもらうっていう姿勢がすごい。

有罪判決とは言え、一応執行猶予はついているし、執行猶予期間を超えて生きていられるかどうかっていう高齢者なので、実質的には無罪もほぼ同然なんでしょうけど、それにしたってこんな高齢の人を捕まえて80年も前のことで裁判を起こすっていうのはやっぱり尋常じゃないと思うんですよね。ドイツって国はナチスが起こした第二次世界大戦に対して、とにかく徹底的に断罪するっていう方針でいると思うんですが、ナチの幹部や強制収容所で虐殺の執行に携わった面々ならいさしらず、こんな速記係みたいな当時時点で何の権限も持っていない一個人すら特定して追いかけて訴追するってのはやり過ぎ感満載だと思うんですけどね。

ま、逆に言うと日本ではそこまで戦犯に対して徹底的な追及が行われていないわけですが、それはひとえにナチスみたいに強制収容所に集めて組織的な大虐殺を行っていないっていうその1点に尽きるのかな、と。個別の戦場で個々人の蛮行っていうのは、戦争っていう極限の環境において少なからず起きていたとは思いますが、国家がさすがにそこまで追い切れないこともあるでしょうし、そこはある意味でお互い様という認識が成り立っているが故に日本で大規模な戦犯狩りが行われなかったんじゃないかと。で、そういう部分が中国だ韓国だって国にとって「日本は謝罪もしないし、戦争に対して責任を取っていない」って主張につながるんじゃないかと。

by peugeot206ccs16 | 2022-12-21 05:24 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)