今週の火曜日に

チラッとこの話を見て「ああ、明日から新札が出回るのか」と何の感慨もなく思ったんですが、そこから4日経過した現在、今もって新札を目にしたことがありません。

現行のお札に変わった20年前がどうだったのかまったく覚えていないので、そもそも新札がどんなタイミングで入れ替わっていくのかっていうプロセスそのものがまったくわからないんですよね。

とは言え、新札の発行が始まりましたゆーても、世の中に出回っているお札の大多数は旧札なので、巡り巡って銀行に入り、銀行から出すタイミングで徐々に新札へ入れ替わるのかな、とかぼんやり思ってますが、どうなんでしょうね。

ま、急がずともお金を使って生活しているうちに、気がついたら全部新札に変わるのは間違いないので、そのタイミングが明日なのか1ヶ月後なのか1年後なのか、っていうそれだけの話なんですけどね。

しかし、今回の新札は偽造防止技術がふんだんに使用されているって話ですが、パッと見た目でものすごい安っぽさを感じるのはワタクシだけでしょうか。さらに言うと、お札の人選がどうも地味過ぎるというか。渋沢栄一に津田梅子、北里柴三郎でしょ。まぁ、津田梅子が若干弱いですが、一応歴史の教科書に出て来そうな人ではあるものの、あまりお勉強していない若い衆100人に聞いたら、多分80人くらい知らない人がいるんじゃなかろうか、っていうくらい地味。

旧札の福沢諭吉、樋口一葉、野口英世の組み合わせの方が幾分メジャーかな、とか。その前になると、諭吉はそのままですが、新渡戸稲造と夏目漱石の組み合わせ。新渡戸稲造がちょっと弱いですかね。さらにその前は1万円と5000円が聖徳太子で、1000円が伊藤博文。この期間だと500円札もあったはずで、岩倉具視ですね。

個人的にはやっぱり聖徳太子の印象ってものすごく強くって、高額紙幣はやっぱり聖徳太子だよね、と思ってしまう一方で、1000円札は夏目漱石の印象が強くって、野口英世に入れ替わった時も「見た目あんま変わんねぇじゃん」と思った記憶が。

あと、これら旧札群は一様に重みがあるというか、ありがたみがあるというか。その点、今回の新札はどうにもポップなんですよね。良く言えばアメリカのドル紙幣とよく似た雰囲気ですが、悪く言えば日本人の感覚とはちょっと違うんじゃね、という感じ。

果たして、新札を実際に目にした時にどう思うのか。

ブログテーマ:2024年7月3日 新札が登場
by peugeot206ccs16 | 2024-07-06 03:19 | 感じたこと。 | Trackback | Comments(0)