2018年 01月 22日 ( 1 )


霜降り肉と言われても、それが美味いか不味いかを論じるほど食ったことがないってのが正直なところなんですけどね。

フツーの人であれば、外食ですき焼き食うことなんて滅多にないか、限りなくゼロなんじゃないですか。美味いのは間違いないけど、客単価がとにかく高い。美味いすき焼きをありがたく食うよりは、回転寿司で満足できるまで食った方が満足感が高いんじゃないかなぁ、と思うんですよね。

なので、霜降り肉が敬遠される流れになっていると言われても、正直なところピンと来ないんですよね。感想としては「へー、そうなんだぁ」くらいなもんで。

とは言え、牛肉の等級の仕組みやら何やら一般人なら知らないことを書いてあるのは有意義なんでしょうね。A5が最高級とされているってのはうろ覚えで知っていましたが、実はそうじゃなくなりつつあると。この等級に振り回されて生産者もA5に格付けされる肉を持つ肉牛を生産するようになった、ってのは、牛肉に限らず日本のそこかしこで起こってることですよね。

要は少しでも金になれば、金になるものを生産する、供給するっていう考え方ですね。それ自体は悪いことじゃないんですが、肉牛に関して言えば、それで却って質を落としてるんじゃ本末転倒なんですが、それが現状って話のようで。

赤身の牛肉の方が美味いっていうのも、国産牛じゃなくて輸入牛を出しているのが現状だと。これもやっぱり経済効率の成せるわざで、利益率が高い輸入牛を出したい店の気持ちはわからんでもないです。そのこと自体の善悪はさておき。

おそらくなんですが、日本の現状の食品業界ってこんなんばっかなんじゃないかなぁ、って気がしますね。高級品をありがたがるのは昔からですが、それが行きすぎて却って害になっているとか。経済効率優先で、利益率の大きい食材を提供するとか。これは決して健全な状態じゃないと思うんですが、第一次産業に従事している人たちが減っている上に高齢化が進んでいる現状を考えると、こんな風にもなっちゃうのかなぁと思ったり。

この記事は牛肉だけの話ですが、実は結構奥深い問題を孕んだお話なのかも知れません。